PRE-MATCH ANALYSIS

札幌 vs 大宮|札幌目線の試合前仮説

2026.08.22|開幕2試合のデータから考える3つの仮説
前提:札幌が 4-4-2、大宮が開幕2試合同様 4-1-2-3 の初期配置を採用した場合の仮説
RB大宮アルディージャ
開幕2試合:4-1-2-3
VS
北海道コンサドーレ札幌
想定:4-4-2
開幕2試合データ

札幌

保持率
52.8%
PA進入 / 試合
10.5
シュート / 試合
10.5
ボールは持てている。ただし、保持をゴール前の回数へどう変換するか。

大宮

保持率
43.4%
PA進入 / 試合
14.0
シュート / 試合
17.0
保持率は低めでも、PA進入とシュートは札幌を上回る。
攻撃回数は札幌120.0 / 大宮117.0と近い一方、チャンス構築率は札幌8.8% / 大宮14.5%。まだ2試合のため、断定ではなく仮説形成の材料として見る。
ANALYST'S TAKE|札幌目線の3仮説
1

大宮は札幌4-4-2の「どこ」を前進ルートに選ぶ?

4-1-2-3の大宮に対して、札幌は中央・サイドのどこを消そうとするのか。重要なのは配置だけでなく、大宮がその守備を見て実際にどこから前進するか。
WATCH 大宮CBが持ったとき、札幌がどこを消し、大宮がIH・WG・FWのどこへ最初に前進するか
SIGNAL 同じ前進ルートが繰り返し使われ、そこで大宮が前向きにボールを持てる場面が続く。
2

札幌がボールを持つ時間こそ危ない?

大宮は開幕2試合平均で保持率43.4%ながら17.0シュート。札幌が押し込んだ後のロストから、大宮が素早く前進する展開は警戒したい。
WATCH 札幌が失った直後、大宮の1本目はどこへ出る? 何人が一気に前へ出る?
SIGNAL 札幌の攻撃後のロストから、大宮が1〜2本のパスで前向きの選手を作り、札幌最終ラインへ迫る場面が複数回起きる。
3

大宮が前に出た「その裏」を札幌は使える?

大宮が3トップ+2IHを前へ送り込めば、奪った瞬間にIHの背後やアンカー脇が空く可能性がある。札幌は「奪う」だけでなく、その後の1〜2本を安定させて前進したい。
WATCH 札幌の奪取後1〜2本目。大宮IHの背後・アンカー脇で前向きの選手を作れるか
SIGNAL 奪取 → 1〜2本で前向きの選手を作る → 大宮中盤の背後まで前進、という流れが複数回起きる。
PLAYER TO WATCH
UCHIDA × IZUMI

大宮の攻撃を牽引する泉を、内田は消せるか?

泉|SHOTS
10
泉|xG
0.807
泉|攻撃CBP
3.18

開幕2試合|シュート・xG・攻撃CBPはいずれも大宮トップ

開幕2試合とも左サイドで先発した泉。本人も特徴に「ドリブル」を挙げ、実際に2試合でドリブル8回。大宮の左からゴールへ向かうプレーで警戒したい選手。

その対面となる札幌の右SBは、髙尾から内田へ。運動量と対人の強さを生かして、泉に前向きで仕掛ける時間を与えないことに期待したい。

WATCH 泉へのパスに内田がどこまで出る? 泉を前向きにさせず、後ろ・横へのプレーを選ばせられる?
BEST SIGNAL 泉の左サイドから大宮が前進できず、後半早い時間帯までに大宮が配置・人選の変更を迫られる。
札幌が苦しくなるシナリオ

大宮の前線人数に、札幌SHが押し下げられる

大宮が3トップ+2IHを前へ送り込み、札幌SHが深い位置まで戻される。奪っても札幌FWが孤立し、前進できずに再び大宮ボール。守れたかだけでなく、奪ったあとに札幌が出ていけるかが重要になる。

最初の15分で見る3ポイント
01大宮はどこから前へ進む? IH経由、WGへ直接、FWへの縦のどれが多い?
02札幌が失った直後、大宮の1本目はどこ? 誰に出して、何人が前へ走る?
03札幌が奪ったあと、1〜2本で前向きになれる? 大宮中盤の背後まで進める?
Data: Football LAB(データスタジアム株式会社) / Jリーグ公式 / Analysis & Hypothesis: Hiroki Ito
※公開データをもとに独自に分析。開幕2試合のデータは傾向の断定ではなく、仮説形成の材料として使用しています。
※フォーメーションは初期配置をもとにした仮説であり、試合中の可変を含む実際の配置とは異なる場合があります。